井川 大地

Q. これまでの遍歴を教えてください。 

高校1年生の時から卒業まで、当社が展開する回転寿司チェーン店「すしおんど」「魚べい」で、アルバイトとして働いていました。通っていた高校が工業系だったため、就職活動では技術分野の企業を志望。その中でエレベーターメンテナンス会社に入社し、エンジニアとして業務に携わりました。しかし、学校での専攻が活かせることや自宅から通いやすいからといった安易な考えで決めたこともあり、アルバイト時代の楽しさと比べて何か物足りなさを感じて、わずか数ヶ月で退職することに。お客様や一緒に働く仲間など、たくさんの人と出会い関わっていく当社の仕事の魅力を改めて感じ、「もう一度ここで働きたい！」と当社への転職を決めました。

Q．なぜ、入ろうと思ったのか。

高校時代、「すしおんど」や「魚べい」での仕事はあくまでもアルバイトと捉えていた私は、当時、就職するという意識はありませんでした。ところが、まったく異なる業界の企業に入社したところ、正直後悔しかなかったですね。改めてアルバイト時代を思い出してみると、マネージャーや店長、副店長、パートナーさんたちがとても温かく接してくれて、彼らから教わった“仕事の楽しさ、人とのつながり”が、非常に印象深く心に残っていると感じることができたのです。そして、きちんと自分のやりたいことと向き合い、納得できる職場選びをしようと考え、当社に入社することを決めました。

Q．大変だった・やりがいを感じたエピソード

入社後は、店舗スタッフ、チーフ、店長、スーパーバイザーと、段階を踏んでステップアップしていったのですが、職位が一段上がるたびに緊張と不安を感じました。どの仕事でも言えますが、初めて経験する時には分からないことばかりですし、「上手くできるだろうか」と不安に陥ってしまうもの。しかし、周りにいる上司や仲間にどんどん相談していくことで、緊張と不安を乗り越えることができました。特に、複数店舗のマネジメントに携わるスーパーバイザーの仕事は責任も大きく、何もかもが手探り状態。ましてや、店長の多くは自分よりも年齢も経験年数も上の人たちなので、最初の頃は本当にぎこちない対応しかできなかったと思います。とにかく、自分のできることから一つひとつ取り組んでいくことで周囲との信頼関係が踏まかっていき、今ではプライベートの時間も一緒に過ごすほど気の合う仲間もできました。みんなで協力し合いながら同じ目標に向かって頑張っていくことが楽しくて、そこに仕事のやりがいや達成感あると感じています。

Q．働く面白さについて

「ありがとう」の言葉が
自分を支え前進させてくれる

仕事をしていて一番楽しくやりがいを感じるのは、お客様をはじめ周りの人たちから感謝される瞬間です。お客様に喜んでいただきたいのはもちろん、周りで誰か困っているなら、少しでも力になりたいというのが私のスタンス。そこで、お客様のためには心こめてサービスを提供し、仲間とは普段から何気ない対話を大切にして自分なりのアドバイスを行っています。そんな努力を積み重ねが結果に結びつき、「ありがとう」の一言が返ってきた時は本当に嬉しいですね。そして、その喜びは自分自身の大きな力になり、店長職からスーパーバイザーに昇進し慣れない業務で不安に陥った時にも、心強い支えとなってくれました。そんな人とのつながりを通してさまざまなことを学び、つねに成長していけることが、この仕事の大きな魅力だと思っています。